
「2025年」のブログ記事







先日、檀信徒の皆さまとともに、長野県上田市へ62年ぶりの北向観音ご開帳に参拝してまいりました。善光寺と向かい合うように“北を向いて”建つ北向観音は、諸願成就・現世利益の観音さまとして古くから信仰を集めており、その御本尊が御前立としてお姿を現されるこの時期は、まさに特別なご縁のとき。ご開帳の参拝は、私たちにとっても一年の中でも大きな行事のひとつです。
当日は澄み切った秋空のもと、参道の杉木立を歩くと、紅葉に彩られた木々が優しく迎えてくれました。境内にはすでに多くの参拝者が集まり、七年ぶりの御開帳を心待ちにしていた人々の祈りの熱が伝わってくるようでした。本堂に近づくにつれ、お経の響きが空気に溶け、胸の内が自然と引き締まっていきます。
いよいよ御前立の観音さまと対面した瞬間、言葉にならない静かな感動が訪れました。長い歳月の中で、数え切れないほどの願いと悩み、喜びを受け止めてきた観音さま。その慈悲のお姿に触れると、心に積もっていたものがふっと和らぎ、あらためて仏さまの存在の大きさを感じました。檀信徒の皆さまと一緒に、こうして一つの祈りを共有できたことが何よりうれしく、有難いことだとしみじみ思います。
せっかく上田市まで参りましたので、ご開帳の前後に周辺の名刹にも足を運びました。そのひとつが、断崖に張り付くように建つ布引観音(釈尊寺)です。遠くから眺めるお堂は、紅葉の山肌に朱色の柱が映え、まるで山そのものが信仰を抱きかかえているような迫力。落ち葉を踏みしめながら山道を登ると、途中には小さなお地蔵さまがひっそりと佇み、古くからの祈りの深さを感じさせてくれます。断崖に立つお堂から眺めた景色は息を呑むほど美しく、ここにも人々の思いが何百年も積み重なっているのだと実感しました。
また、国宝・八角三重塔で知られる安楽寺にもお参りしました。全国唯一の八角塔は、素朴でありながらも圧倒的な静けさをたたえ、秋の木々に囲まれた姿はまるで時が止まっているかのよう。木組みのひとつひとつに、長い歴史と信仰の息づかいを感じます。
布引観音の雄大さ、安楽寺の静寂、そして北向観音のご開帳のありがたさ。三つの寺を巡ったことで、旅全体がより深く、心に残るものとなりました。檀信徒の皆さまと同じ景色を見て、同じ祈りを捧げ、笑い合いながら歩いた一日は、なにものにも代えがたい宝物です。
これからも皆さまとともに、仏さまとのご縁を大切につないでいければと思います。

善光寺本堂前で記念撮影

お朝事前 静寂に包まれる善光寺本堂
10月27日(月)、信州善光寺を会場に開催された**第16回全国善光寺会「善光寺サミット」**に参加いたしました。
https://www.zenkoji.jp/summit/
全国の「善光寺」の名を持つ寺院・神社の関係者が一堂に会し、ご縁を深める貴重な会となりました。
お朝事への参列
当日は早朝より善光寺のお朝事に参列させていただきました。
午前6時27分、大勧進から響く鐘の音とともに始まり、善光寺住職様よりお数珠頂戴をいただく尊いひとときとなりました。
静寂の中に読経の声が響き、朝の光に包まれた境内は、まさに心洗われる時間でした。
記念法要・総会
その後、9時30分より本堂にて記念法要が厳修され、諸善光寺の代表者が心を一つに祈りを捧げました。
法要後は本堂前での記念撮影が行われ、全国のご寺院・神社の皆様と貴重なご縁を結ぶことができました。
続いて善光寺事務局において全国善光寺会の総会が開かれ、各地での活動報告や今後の取り組みについての意見交換が行われました。
各寺院の取り組みや工夫を伺いながら、改めて「善光寺」の名に込められた信仰とご縁の深さを感じる時間となりました。
おわりに
前日の「全国善光寺会御朱印めぐり」には都合により参加できませんでしたが、
本山・信州善光寺の荘厳な雰囲気の中で全国の仲間と交流できたことに、心より感謝申し上げます。
このご縁を大切に、関善光寺としても地域に根ざした信仰と交流を続けてまいりたいと思います。
合掌


先日、関善光寺にて恒例の 「春の七草・種供え祈願」 を厳修いたしました。
地元 JA の女性部のみなさまが、心を込めて育てられた七草の種をお持ちくださり、本堂にて一年の無病息災と五穀豊穣を祈り上げました。
七草とは、
芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)
の七種を指し、古来より「邪気を祓い、健康を願う草」として親しまれてきたものです。
お供えの際には、参加者の皆さまとともに静かに手を合わせ、
「今年一年、地域の皆さまが健やかに過ごせますように」
そんな願いが本堂いっぱいに広がりました。
祈願のあと、七草の文化や由来についてお話をさせていただく時間もあり、
“季節の移ろいを感じる日本の伝統は、日々の暮らしを優しく整えてくれる”
と改めて感じていただけたようです。
関善光寺では、こうした昔ながらの行事を大切に守りながら、地域の皆さまと共に歩む寺でありたいと願っています。
ご参加くださいました JA 女性部のみなさま、本当にありがとうございました。
合掌

関善光寺では、公式LINE・Instagramを開設しております。
ご祈願やご供養、滝行などのご予約・お問い合わせは、
LINEから簡単に行っていただけます。
また、Instagramでは
✨イベント情報
✨限定御朱印のご案内
✨境内の四季折々の風景
などを随時配信しております。
ぜひこの機会にご登録いただき、
関善光寺からの最新情報をお受け取りください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお声かけください。
合掌

『関善光寺 夕さり』のご案内
関善光寺からの夕暮れは、静かで心穏やかになります。
少しずつ暮れて夜になっていく時間を、空を眺めたり、焚き火にあたりながら談笑したり、ゆっくり過ごしてみませんか?


境内ではコーヒー、美味しいお酒、軽い食事や甘いものなど、関市内や近隣のお店が出店して下さいます。
いつもとは違う、夕方からよるにかけての境内で焚き火を囲んで過ごす時間を楽しんでいただけたらと思います。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
https://www.instagram.com/p/DQQTHn6Esx-/?hl=ja
場所:関善光寺境内
時間:15:30〜21:00頃
雨天中止
*カフェマビッシュ
コーヒー、ドーナツ
*美濃関麦酒
クラフトビール、ソーセージ
*高橋商店
メニューはお楽しみに!
*関善光寺
夜間特別参拝、限定御朱印
