「2025年」のブログ記事
草木染めや手織り、オーガニック素材を用いた衣類や雑貨が並ぶ、心と体にやさしい展示販売会「千代衣展」を開催いたします。
実際に見て、触れて、自然素材の心地よさをご体感いただけるほか、作り手との交流もお楽しみいただけます。
また、大人向け絵本の読み語りも予定しており、感じたことを皆さんで共有するひとときをお過ごしいただけます。
【開催日時】
令和7年6月21日(土)10:00〜16:00
令和7年6月22日(日)10:00〜14:00
【会場】
関市西日吉町35 関善光寺(駐車場有)
【出展内容】
◆ 天然衣服
・ISTIST(イストイスト)
・Lucky Clover(ラッキークローバー)
・Mitto310(ミット)
◆ 服飾雑貨
・糸と人 洋裁店
・西美濃の里 工房TAKE
・Sugano ORGANIC(オーガニックコットン肌着)
・mizutamidouguten(ミズタマドウグテン)
◆ 自然食品・雑貨
・スパイスのガネーシャ(カレー・スパイス)
・八農農園(和歌山県紀の川市の果物)
・シシン・金蝶堂(和菓子)
・古民家カフェたまる(豆乳プリン・米粉マフィン)
・里味本舖(調味料・味噌)
・みんみんスイーツ発酵舎minamoto食堂(発酵菓子)
・東和フーズ株式会社(自然派調味料)
・合同会社KAMI(紙雑貨)
・NPO法人桜農産ミュージアム(桜染製品など)
・松久慈屋(天然素材タオル・靴下)
・ふぁんふぁーむふぁーむ(ローゼルベーグル他)
※お支払いは現金のみとなります
※エコバッグをご持参ください
【主催】
特定非営利活動法人 Kinder Land
【お問い合わせ】 青木 090-1782-3498
Instagram:@kinderland88
自然と共にある暮らしを大切にする皆さまにおすすめの催しです。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
5月12日〜13日、関善光寺のお寺旅行で、福井・若狭の寺社を巡ってきました。
二日間とも晴天に恵まれ、まさにご縁に導かれたような旅でした🌞
🔸神宮寺ではご住職様から貴重なお話をいただき、神仏習合の内陣を拝観。平安時代のご本尊様の荘厳さに心が震えました。
🔸明通寺ではボランティアガイドさんの案内に続き、副住職様が本堂をご案内。福井県内唯一の国宝の本堂と御本尊、三重塔など、文化財の宝庫でした。
🔸萬徳寺は、史跡に指定された美しい庭園と、平安時代のご本尊様が安置された静かな本堂が印象的でした。
🔸宿泊は湖畔の静かな旅館「水月花」。朝は湖面がきらきらと輝き、すがすがしい気分で一日を迎えました。
🔸翌朝はレインボーラインの「天空のテラス」へ。三方五湖や日本海の絶景に息を呑みました🌈
🔸大本山永平寺では僧侶の方の丁寧な案内で広大な境内を拝観。修行の空気に触れ、心が整いました。
🔸最後は平泉寺白山神社へ。苔と木漏れ日の神秘的な参道を歩きながら、今夏のご開帳に向けた下見もできました🍃
参加された皆さんからも「とても勉強になった」「ご本尊様が素晴らしかった」「心が洗われた」との声をたくさんいただきました。
写真とともに、旅の一瞬一瞬をシェアしていきます📷
4月30日の早朝、関善光寺にオランダからお越しくださったお二人が宿坊体験に参加されました。
この日のプログラムは朝6時からスタート。まだ静けさの残る境内にて、まずは朝の鐘撞きから。お二人には鐘を実際についていただきました。ゆっくりと心を込めて撞かれた鐘の音が、朝の空に静かに響いていきました。「この音を聞いた瞬間、時差ボケも忘れました」と笑いながら話してくださったのが印象的でした。
その後は本堂での**朝のお勤め(勤行)**にご一緒いただきました。読経の声に耳を傾けながら、静かに手を合わせる姿には、国や宗教の違いを超えた祈りの形を感じました。
次に体験いただいたのは座禅。はじめは足の組み方に少し戸惑いもありましたが、姿勢を整え、呼吸を意識していく中で、徐々に心が落ち着いていく様子が伝わってきました。終わった後、「とても新鮮な感覚でした」と感想をいただきました。
最後は写経体験。一文字一文字、筆に集中しながら丁寧に書き進めていく姿には、日本人以上の真剣さが感じられました。写し終えた後には、「こんなに静かな時間を持ったのは久しぶりです」と、感慨深い表情を見せてくださいました。
およそ2時間の宿坊体験でしたが、お二人にとっては日本文化と仏教の精神にふれる、かけがえのないひとときとなったようです。私たちにとっても、異文化交流の喜びを改めて感じる、心温まる朝となりました。
またいつか、日本を訪れる際には、ぜひ関善光寺にもお立ち寄りください。
関善光寺では、令和7年5月1日(木)から6日(火・祝)までの期間、こどもの日にちなんだ特別限定御朱印を2種類ご用意いたします。
ひとつは、元気な武者人形が鯉のぼりに乗った姿。もうひとつは、くまの背中にまたがる金太郎。どちらも、お子さまの健やかな成長を願う気持ちを込めてお作りいたしました。
どちらもカラフルで温かみのあるデザインで、ご家族連れの方はもちろん、毎月の御朱印を楽しみにしてくださっている皆様にも喜んでいただける御朱印です。
この時期、境内はちょうど新緑が美しい季節を迎えます。
ゴールデンウィーク中は、観光地や行楽地はどこも混み合いがちですが、関善光寺の境内では、静かに流れるお寺時間をゆったりと過ごしていただけます。
木々の緑に囲まれながら、心を整えるひとときをぜひお楽しみください。
この機会に、ご参拝のうえ、季節限定の御朱印をお受け取りいただければ幸いです。
【ゴールデンウィーク限定御朱印 授与情報】
■ 授与期間:令和7年5月1日(木)~6日(火・祝)
■ 時間:9:00〜17:00
■ 場所:関善光寺(岐阜県関市)
皆様のお参りを心よりお待ちしております。
大仏殿のすぐ横、崖にぽっかりと口を開けた小さな横穴。これまでその場所には如意輪観音様が静かにお祀りされ、柵が設けられて中には入れないようになっていました。足元には美しく玉石が敷かれ、いつしかその上に土砂が積もり、すっかりその姿を隠していたのです。
ところが昨年の秋、ふと「この中には、何かあるのではないか」と胸騒ぎのような気持ちに駆られました。如意輪観音様には別の場所へお遷りいただき、思い切って柵を外し、土砂を手作業で掘ってみることにしました。
すると、驚いたことに地中から水がじわじわと湧き出してきたのです。これはただ事ではないと感じ、さらに手彫りで掘り進めましたが、全体の3分の1を掘ったところで素人の力では限界がありました。そこで、専門の業者さんに協力をお願いし、残りを丁寧に掘り進めていただいたところ……思いがけないものが姿を現したのです。
その中ほどに、深さ1〜2メートルほどの“竪穴”があり、そこから清らかな水がこんこんと湧き出ていました。まさしく、安桜山の伏流水――山の懐からの恵みでした。
さらに調べを進めていくと、なんと158年前の古い境内図に、この場所の記録が残っていたのです。そこには、しっかりと「岩窟龍神泉(がんくつりゅうじんせん)」と記されていました。
かつての参拝者の方々が「ここでお銭を洗うと良い」と話していたことを思い出しました。長い年月を経て忘れられていた霊泉が、今まさに再び姿を現そうとしています。
現在はまだ少し濁りがありますが、今後も丁寧に中の土を取り除き、清らかな透明な水が流れるよう整えていく予定です。やがては皆さまにもこの場所で龍神さまのお恵みを感じていただける日がくることでしょう。
自然の神秘と、寺の歴史が重なりあう小さな奇跡。どうぞ、これからの変化にもご期待ください。