「2014年」のブログ記事
昨日の豪雨は恐怖を感じるほどでした。
写真は昨日の16時半頃です。
鐘つき堂に上がる階段が滝のようになりました。
雷もひどく、お寺の電話とインターネットに接続する機械がやられてしまいました。
先々週も雷で同じように故障したばかりなのでしが・・・。
そのたびに電話がつながらず、御迷惑をおかけした方もいらっしゃったと思います。
今日も、お寺の被害を心配して立ち寄ってくださった方もいらっしゃいました。
お寺の建物には被害がなかったので、幸なことでした。
先週は台風からずっと雷雨が続きました。
同じ岐阜県でも、大きな被害が出た地域もありました。
これ以上、被害が出るような自然災害がないことを願っています。
写真がへたくそで申し訳ないです・・・
去年までは、本堂と大仏殿をつないでいる閻魔様のところから見ていた花火ですが、
今年は表参道からよく見えました。
下の弁慶庵が裏山の竹やぶを伐採されたので、視界が広がりました。
梅竜寺山があるので、低い花火はさすがに見えませんが、それでも去年のことを思えば!
数名、一緒に見ている方がいらっしゃいましたが、かなりの穴場じゃないかと思いました。
暑い日が続きますね。
人間もバテそうですが、植物たちもつらそうです。
この時期とくに困るのが、お墓のお花ですよね。
墓石が熱くなるので、花筒の水が沸いてしまってドロドロになってしまいます。
善光寺でも、昨秋に建立した納骨堂が初めての夏を迎え、お花がすぐダメになるので困っていました。
納骨堂を建立してくださった業者さんがいらした時、簡単な気持ちで「花がもたなくて。何とかなりませんかね~」
と言ったところ、真剣に考えてくださり、業者さんとしても初めての試みとなるシステムを作ってくださいました。
黒い細いチューブが花筒に差し込まれていて、ポタポタと水が花筒に入っていきます。
花筒からは、別の黒いチューブが出ていて、溢れそうになった水をプラスチック容器の中へ。
プラスチック容器に貯まった水は、ホースで出せるようになっているので、植え木の水やりなどに再利用できます。
花筒はステンレス製でしたが、熱伝導率が良すぎるので、プラスチック製に替えてくださいました。
石も保温性が高く、夜になっても熱いままなので、銀色の遮熱シートでカバーを手作りしてくださいました。
このシステムがあると、水温が30度前後で保てます。
手前の銀色のカバーなしステンレス製の花筒だと、水を入れて30分で42度まで上がっていたので効果抜群です。
それでも日差しの強さや、花の後ろの石の部分からの反射熱などで、葉っぱがやけて茶色くなったりしますが、
お花の持ちは全然違います。
今までは、朝昼晩と水を替え、氷水をいれてあげてましたがその手間もかからず。
こちらの何気ない一言をここまで真剣に考えてくださった業者の方に感謝です。
梅雨が明け、びっくりするほど暑い毎日です。
へちまもたくさんの花をつけてくれていますが、午後には葉っぱがシナ~っと。
植物も暑さに耐えているのがよくわかります。
へちま加持では、味噌汁にいれるへちまと、お守りにするへちまがあります。
御守にするへちまは、皆様が御存知の大きくなってたわしにできるくらいのへちまです。
適当な大きさに切って乾燥させ、御守りとしてお渡しします。
味噌汁にいれるへちまは、ちょうどきゅうりくらいの大きさで収穫します。
きゅうりくらいの大きさのへちまを ピーラーで皮を剥きます。 鍋に入る大きさにきって、さっと塩ゆで。
とってきて・・・
氷水で冷やすと、とってもきれいな黄緑色になります。
これをへちま加持の日まで冷凍保存しておくのです。
お寺の冷凍庫は、へちまの冷凍でいっぱいになっていきます。
解凍すると、少し色が変わってしまうのが残念ですが、今から出番を待っているへちまたちです。
気がつけば7月も後半。もうすぐ夏休みですね。
先週の台風8号、こちらは大したことなく通り過ぎました。
関は本当に自然災害の少ない町だと思います。
台風が通り過ぎた翌日から、セミが鳴き始めました。
生き物にはちゃんと季節の移り変わりがわかるのですね。
写真は昨日の空ですが、雲がなく、まるで梅雨明けしたかのような気持ちのいい空でした。
そして今朝、お参りの方からクワガタをいただきました。
山にはクワガタやカブトムシが出現しているのですね。
夏休み、多くのお子さんに遊びに来てほしいです。