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艦細な彫り物が施されたひょうたんランプ展が4月9日　籠り堂で開催されました。
2021年7月に亡くなられた佐合岩雄さんが生前に製作したひょうたんランプを並べる作品を展示しました。

遺作のうち約20点を展示しました。1ｍ以上もある巨大なひょうたんに、鳥や花、幾何学模様など繊細な彫り物が施され、内側からランプで照らすと、壁に模様が映る仕掛になっていました。口の細い瓶にひょうたんが入った作品もあり、成長前に瓶へ入れ、内部で大きくさせたものでした。
運送会社を経営していた佐合さんは25年ほど前から趣味でひょうたんランブ作りに没頭。独学で技術を身に付け、自宅の畑ではひょうたんを栽培したほか、会社の二階を作業部屋にして、始業前や終業後に制作していたそうです。七、八年前に別の趣味へ移行するまでは、数百点もの作品を生み出したそうです。佐合さんは、地元の農業祭に出品するほか目立つことが嫌いだった為、ほかは作品をほとんど公開しなかったそうです。後に遺族が一度は日の目を見てもらおうと9日に関善光寺で作品展を開くことになりました。口の細いょうたんの即売会も行われました。