
カテゴリー「ブログ」
8月23日は二十四節気のひとつ「処暑」です。
「処」には“落ち着く”という意味があり、長かった夏の厳しい暑さがようやく収まり始める頃とされています。
朝夕の風にほんのりと秋の気配を感じるようになり、境内でも虫の音が聞こえ始める季節です。
とはいえ、日中はまだまだ暑い日が続きます。
暑さで知らず知らずのうちに心と身体に疲れが溜まっている方も多いのではないでしょうか。
仏教には「頭寒足熱」ならぬ「心涼身安」のように、心を涼やかに保つことで身も落ち着くという教えがあります。
冷たいお茶を一口いただく時間や、静かに手を合わせる短い時間。
日々の忙しさから少し離れ、ご自身の心に寄り添う「涼」のひとときを意識してみてください。

暦の上では秋とはいえ、まだまだ真夏のような日差しが続いておりますね。
皆様、体調など崩されていませんでしょうか。
お盆が明け、境内は静かな空気を取り戻しつつあります。
日中の暑さは厳しいものの、朝夕の風や夕暮れの空のグラデーションには、ほんのりと秋の気配が混ざりはじめています。
厳しい暑さの中でも、境内の青々とした木々は変わらず訪れる方を温かく迎えてくれています。
お散歩や参拝の際は、無理をなさらず日陰でひと休みしながら、どうぞ心を整える時間をお過ごしください。

そろそろ、お子様たちの夏休みにカウントダウンがかかる頃ですね。
朝昼晩のごはん作りに、宿題の「終わったの?」の声かけ、毎日の熱中症対策……。
この夏も本当にお疲れ様でした。
境内にふと吹く風に、少しだけ秋の気配を感じるようになりました。
長いと思っていた夏休みも、振り返ればあっという間。
お子様の元気な声に包まれた賑やかな日々も、あと少しですね。
保護者のみなさま、まずはご自身をたくさん労わってあげてくださいね。
たまにはホッと一息、お茶を淹れて深呼吸する時間を大切に。

般若心経が教えてくれるのは、「どんなことにも、とらわれない」ということ。
「観自在」という言葉は、「観ることが自在(自由)」という意味を持っています。
せっかくの旅行で雨が降ったとき 「ついてない」と思うか、
「恵みの雨だな」「雨の日の景色を楽しもう」と思うか。
不安を安心に、不満を満足に変えられるのは自分の心。
青空のような澄んだ心で過ごしていきたいですね。

お盆とは単にご先祖さまを供養するだけでなく、「生きている私たちが自らの生き方を顧みる」ための大切な時間でもあります。
いつか訪れる旅立つの日、浄土で大切な方々と再び会うために、今この一瞬をどう生きるべきか。 お盆の行事を通じて亡き人を想うことは、自身の生き方を見つめ直すきっかけにもなります。
ご自宅のお仏壇は、いつでも大切な人と心を通わせることができる静寂で清浄な場所です。
どうぞ大切な方々に感謝を捧げ、温かいお盆をお過ごしください。
