関善光寺では、2月2日に「開運厄除け星まつり(節分会)」が執り行われました。この日は朝から多くの参拝者が訪れ、厄除けや開運を願う人々で境内が賑わいました。
節分は、本来「季節を分ける」ことを意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しますが、特に立春の前日に行われるものが広く知られています。今年の立春は2月4日であり、節分の日はその前日となります。二十四節気においても立春は一年の始まりとされ、昔からこの時期に邪気を払い、福を招く行事が行われてきました。
関善光寺の節分会では、9時・10時・11時・12時・13時半・14時半の計6回にわたり特別祈願として護摩祈願が執り行われました。各回とも100名近い方々が本堂に集まり、ご自身やご家族の無病息災、家内安全、商売繁盛などを祈願されました。護摩の炎が勢いよく燃え上がるたびに、参列者の皆様の祈りが天に届くかのような厳かな雰囲気に包まれました。
また、護摩祈願の後には、毎年恒例の厄落としの菓子撒きが行われました。境内には菓子を拾おうとする多くの人々が集まり、大人も子どもも一緒になって歓声を上げながら楽しむ様子が見られました。寒空の下ではありましたが、皆様の笑顔と熱気で会場は温かい雰囲気に包まれ、無事に行事を終えることができました。
節分が終わると、いよいよ春の訪れを感じる時期となります。関善光寺では、これからも皆様の健康と幸せを願い、さまざまな祈願・行事を行ってまいります。次回の行事にもぜひお越しください。