

病の気を、へちまにそっと封じ込める――
天台の古法「へちま加持」は、中秋の満月に合わせて各地で伝えられてきた祈りです。満ちた月が欠けていくように、患いも次第に薄らぐよう願いを託す行。ぜんそく・咳の平癒や諸病退散を祈る作法として受け継がれてきました。
関善光寺でも、へちまに「病気封じ」「ボケ封じ」「ガン封じ」の祈りを込めてご加持を厳修いたします。へちまは“穢れを吸い取る”象徴として扱われ、身代わりとなって難を請け負う――素朴な瓜の実に、昔人の切なる願いが宿ります。
【日程】10月6日(月)
【時間】9:00/11:00/13:00(各回とも開始10分前までに受付)
【授与】当日ご参列が叶わない方には、へちまの護符・御守を郵送対応可
【場所】関善光寺(岐阜県関市)
ひと息、胸の内に風を通すように。
どうぞ静かな祈りの時間にお運びください。