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桜とたんぽぽ」の御朱印 頒布開始と境内の桜の開花状況について

2025年03月19日カテゴリー:お知らせブログ



春の足音がようやく近づき、境内にも穏やかな春の気配が漂い始めました。今年も関善光寺では、春を彩る特別な「気まぐれ御朱印」をご用意いたしました。今回の御朱印は、可憐に咲き誇る枝垂れ桜と、足元にそっと咲くたんぽぽを描いた「桜とたんぽぽ」の御朱印です。本日より頒布を開始いたします。

この御朱印に描かれた枝垂れ桜は、まるで春の風にそよぐように、やわらかく垂れ下がる美しい花々を表現しています。桜といえば、日本の春を象徴する花。その儚さの中にある力強さ、そして一斉に咲き誇る華やかさは、まさに人生の巡りを映し出しているようです。一方、たんぽぽは、厳しい冬を乗り越え、春の陽射しを受けて小さな花を咲かせる植物。どんな環境でも力強く根を張り、生命をつないでいくその姿には、仏様の教えと通じるものがあります。

さて、境内の桜も少しずつ春の訪れを告げ始めました。昨日撮影した写真のように、境内で最も早く咲く彼岸桜の蕾がほころび始めています。例年、春分の日を迎えるころに開花し、いち早く春の喜びを伝えてくれるこの桜は、お彼岸にご先祖様へ手を合わせる方々を優しく迎え入れてくれます。今年の桜の開花予想では、関市周辺では3月下旬頃から咲き始め、4月上旬には満開を迎えるとのこと。この彼岸桜が咲き始めると、次々と境内の桜も開花し、本格的な春の訪れを感じられるようになります。

明日3月20日は春分の日、お彼岸の中日です。昼と夜の長さがほぼ等しくなるこの日は、自然の移り変わりを感じるとともに、ご先祖様への感謝の気持ちを新たにする大切な日でもあります。寒暖差の大きい日が続きますが、春の訪れを心待ちにしながら、ぜひ関善光寺へお参りください。境内の桜が咲き誇る頃には、さらに美しい景色が皆様をお迎えすることでしょう。

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