
朝夕の風に秋の訪れを感じる季節となり、鮮やかな赤色の彼岸花が咲き始めました。
彼岸花は、秋分の日の前後に正確に咲くことからその名がついたと言われています。
また、仏典に由来する「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という別名もあり、サンスクリット語で「天上に咲く赤い花」「見る者の心を清らかにする花」という意味を持ちます。
この花には「花が咲くときには葉がなく、花が枯れたあとに葉が伸びる」という特徴があります。
花と葉が同時に存在しない姿は古くから「思い合い」の象徴とされ、目には見えずとも先祖や故人を偲び、感謝する私たちの心にも重なります。
お彼岸は、ご先祖様へ感謝を伝えるとともに、自らの心を見つめ直す大切な時節です。
境内の彼岸花をご覧になりながら、心静かに手を合わせるひとときをお過ごしください。
皆様のご参拝を心よりお待ちしております。

